Shopifyアカデミーの最初のコース「Introduction to Shopify」を学びました。
Introduction (イントロダクション)なので「Shopifyとは何か?」という基礎的な部分と管理画面の構成の説明がありました。またこれからShopifyを学び、制作・運用していくうえで役立つリンクやケーススタディ、その中で興味深かったEdition紹介までをまとめました。
Shopifyとは?
Shopifyは、オンラインストアを構築・運営するための「コマースプラットフォーム」です。
商品登録・注文管理・マーケティング・デザイン・アプリ連携など、ひとつの管理画面でまとめて操作できます。
学習の中で紹介されていた2分間の公式動画では、アドミン画面のざっくりとした構成が視覚的に紹介されていて、Shopifyを運用していくうえでアドミンユーザーはどんなことを日々行うのか全体像をつかむのにとても良かったです。
Shopify管理画面の印象
商品、注文、顧客、コンテンツ、マーケティング、アプリなど、必要な機能がコンパクトにまとまっていて、初めて触れる人にもわかりやすい印象でした。アイコンやメニューが整理されていて、操作の流れは直感的です。
Editionsというアップデート情報
Shopifyを学び、制作・運用していくうえで役立つリンクの紹介の中で今回特に面白いと感じたのは「Shopify Editions」の存在です。
Shopifyのアップデート情報が、半期ごとにひとつの特設ページにまとめられています
そしてそふれぞれのページはただのリリースノートではなく、毎回デザインのコンセプトが設定されていて、まるでWebマガジンのような構成になっています。
内容だけでなく「見せ方」にもこだわっている点がとても印象的でした。

意外だった研究結果:広告流入よりオーガニックの方がCVRが高い?
またもう一つ興味深い記事のリンクが紹介されていました。
Shopifyが2023年に公開した分析レポート「What a billion data points reveal about conversion and the future of commerce – 10億件のデータが明かす、コンバージョンとECの未来」で発表された「コンバージョンに影響する要素」に関する調査も興味深かったです。
中でも特に驚いたのがこちら:
Traffic source: Visitors arriving from paid ads are less likely to convert than those who arrive organically.
有料広告からの訪問者よりも、検索やSNSなどオーガニック流入の方がCVR(コンバージョン率)が高いという結果でした。
直感では逆のような気がしていたので、意外性があって面白かったです。
広告経由の方が意欲が高そうに感じますが、実際は「なんとなく広告をクリックした」ユーザーより、オーガニック検索してきた人の方が本気度が高い傾向にあって購入に繋がりやすいのかもしれません。
これは、広告依存だけに頼らない集客戦略(SEOやSNSの地道な育成)の重要性を再認識するきっかけになりました。
まとめ
今回は「Introduction to Shopify」という最初のコースを通して、Shopifyというサービスの全体像や考え方を少しだけ掴むことができました。
またデータに基づく事実は、時に直感と異なることもあるんだと実感しました。
これからこのブログでは、Shopify認定資格取得に向けた学習内容と、Shopify初心者目線での気づきを記録していきます