Shopify Development Fundamentals認定試験の体験記:学習ステップと受験での気付き

Shopify

無事にShopify Development Fundamentalsアセスメント合格できましたので、この記事では私がアセスメントを受けるにあたって準備に使った教材や学習の工夫、本番の試験で感じたことなどをご紹介します。

試験(アセスメント)の概要と出題範囲

Shopify 認定試験はリモートプロクター方式で実施される選択式のテストで、試験はすべて英語で出題されます。

  • 試験形式:4択からの選択式
  • 制限時間:特になし (40分が目安との記載)
  • 合格ライン: 80%以上正解
  • 受験形式:リモートプロクターによる監視(静かな場所で1人で受験)

制限時間は決まっていませんが取り組んでいる時間は計られています。そして私は実際62分で試験を完了しました。

出題分野と割合

各分野の出題比率は以下のとおりです。

  • Developing on Shopify(15%)
  • Customizing Themes(28%)
  • Exploring and Extending Shopify’s Data Model(27%)
  • Integrating with Shopify(30%)

使用した教材と学習ステップ

試験対策にはShopifyアカデミーの公式教材を中心に、実践を交えながら準備を進めました。

私が取り組んだ3つのステップをご紹介します。

1. Shopify Academy の公式ラーニングパス

Shopifyアカデミーが提供している “Shopify Development Fundamentals” ラーニングパスを一通り受講しました。

各コースを受けた後には、理解したことや気づいた点を自分のブログにまとめるようにし学習内容の定着を図りました。

またDawnテーマをカスタマイズしたり、GraphQLで簡単なクエリを叩いてみるなど、実際に手を動かすことで理解を深めました。

2. 模擬問題の反復練習

試験形式に慣れるため、ChatGPTを活用して模擬問題を繰り返し解きました。

間違えた問題は「なぜその選択肢が正しいのか」「他の選択肢はなぜ違うのか」を一つひとつ丁寧に理解するようにしました。

3. 苦手分野の克服

私が特に苦手意識があったのがGraphQLやAPIまわりの内容でしたが、何度も復習することで次第に理解できるようになりました。

以下のようなトピックを重点的に対策しました。

  • GraphQLの edgesnode 構造の理解
  • Admin APIとStorefront APIの使い分け
  • Shopify Flow / Webhook / App Surface の違いの理解

アセスメント本番の感想

試験は「リモートプロクター方式」というもので、静かな部屋で一人でパソコンのカメラとマイクを常にオンにして受けるという方式でした。

私は特に英語に関しては文章を黙読するだけでなく、声に出して読むことで理解を深めることができるので、今回もところどころ声に出して問題文を読むことで「何を問われているのか」「どの情報がヒントになるのか」に気づきやすくなりました。

そのためこのリモートプロクター方式の試験方法は私にはとても合っていたと感じます。

心配だったGraphQLの問題問題文の中にAPI仕様の情報が含まれていたため、冷静に読めば答えられる形式でした。

全体としては知識だけでなく、読解力も問われる試験内容だったと感じています


まとめ:これから受ける方へ伝えたいこと

私が実際にやって良かったと感じた準備方法は以下の3つです。

  1. Shopify Academyの各コースを完走し、インプットを一通り終えること
  2. 模擬問題を繰り返し解いて自分の弱点・苦手を明確にすること
  3. 間違えた内容や苦手分野放置せず理解を深めること

試験ではGraphQLやAPIといった技術的なトピックにも触れられますが、問題文には仕様や参考情報が含まれているため暗記というよりもShopifyの基本理念や構造理解をもとに落ち着いて読み取る姿勢が重要で、またAPI仕様やGraphQLのクエリ構造については、勉強段階で実際に試してみることで感覚をつかむことができたのでそういった実践的な準備もおすすめです。

この記事がこれからShopifyの認定資格の受験を考えている方に少しでも実際のイメージを持てるような内容になっていれば嬉しいです。

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